合同会社プロニティのブログ

宮崎県佐土原町の小さな不動産会社です。不動産のご紹介ほか宮崎県のニュース、 景色、美味しいものなどを発信していきたいと思います。

美郷町南郷へドライブ。ながされて

梅雨の影響で工期が長引いた事務所の防水塗装がようやく完了。騒がしい足場撤去作業を避けるため美郷町までドライブに行くことに。美郷町は、平家の落人の郷、柳田国男『後狩詞記』・映画『しゃぼん玉』の舞台として知られる椎葉村の手前の町村が合併してできた風光明媚な山あいの町です。

木城町石河内(昔は武者小路実篤新しき村、現在はえほんの郷があります)から先、県道22号線東郷西都線は隘路や落石が多く走りにくい道。山道に慣れていない人は避けた方が無難かも。元山師の私は全然平気だわ。早朝の旧南郷村神門に着いた。

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恋人の丘で、いつか有村架純ちゃんと握手できることを愛の南京錠に祈願し、野外ステージでボサノバ調鳩ぽっぽを熱唱しました。

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西の正倉院は久々の訪問。こんな山里に圧巻の建物。建てたのがバブル期だったとはいえよくやったよね。展示物はショボいが建築に関わった人たちは偉いと思う。

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周辺を散歩したら汗びっしょりかいちゃった。山あい特有の無風状態の蒸し暑さ。車に乗ってエアコンをガンガン効かす。東郷町へ抜ける道端で見かけたバス停。バス停の名前ってさ、洒落たの有り、ほのぼの有り、笑えるの有りで結構注意して見てるんだ。どうよ、この「ながされ」。流水に流されるのか?人の世に流されるのか?山あいから見上げる青空はドーンと高く、前の仁球川(ニクガワと読むのかな?)は川底の砂利が見えるほど透き通っていました。

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蜂来まんじゅう高崎店とビートルダンス

長い梅雨が終わって、アブラゼミが喧しく鳴いています。農道を散歩するとたくさんのシオカラトンボが出迎えてくれます。冷凍させた麦茶とフェイシャルペーパーを車に積んで都城市方面の物件調査へ。通り道にあった霧島神社に寄ってみました。こんな田舎なのに鹿児島ナンバー、なにわナンバーの車も。小型犬と一緒に参拝している人もいます。いくら吠えたりしない大人しい犬といっても、神聖な境内に排泄する可能性がある犬を連れて行くというのはどうなんだろうか?

ごつごつした岩で粗く積まれた参道の入り口で赤鬼が睨みを利かせています。「悪いことするオッサンはいねーか?」と言ってるようで思わず身がすくみます。昨晩飲みすぎたので、急坂に息も絶え絶えのありさま。高い体温とアルコール呼気にやぶ蚊がわんさかとやってきます。自称佐土原のバレンチノの私ですが、これほどモテモテだったことがあるだろうか?イヤ、無い(例え相手が蚊としても)。蚊に刺されるのを避けるべく、顔の前で両手を振り回します。降りてくるアベックも驚いていますが、これが我が家一子相伝のビートルダンスです。パワースポット巡りやらご朱印集めでやって来た、信仰薄き皆の衆、黙って見ているがいい。

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お昼ご飯は、都城市高崎にある『たこやき大阪蜂来まんじゅう』さんで。昼のこととて、軽トラに乗った近所の農家の若奥さん連中が来ています。たこやきを2パック、3パックと購入。私と営業バンで来たオッサンは蜂来饅頭の赤あん・白あんを1個ずつ購入。饅頭同好の士どうし顔を見合わせて、淫靡にニヤリと笑います。激賞するほどではないけれど、食べなれた安定の味。腹持ちの良さ。美味しいとよ!

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新富町『万福まんじゅう』とカネガの戦い

九州南部未だ梅雨明けせず。ただでさえ蒸し暑く不快な毎日なのに、台風5号接近で、室内気温29度、湿度90%で肌がべとつくナイスな週末です。昨日事務所の大家さんに頂いたスイカを父親に届けた帰り、地元のスーパー『カネガ』に寄って買物をしました。

開店間もない時間なので、惣菜はまだほとんど並んでいません。ほうじ茶と牛乳と朝めし代わりのパンを買うだけです。賞味期限が近いパンが、見切り処分の半額でワゴンに山盛りになっています。悪人面のババアが2人ワゴン前に陣取って物色中。その周りにババアの追剥ぎ行為が終わるのを待つ普通の奥さんが2、3人。いつも思うのですが、なぜこの因縁ババアどもは、見切り品を物色するために、意地汚いふるまいをするのでしょうか?自分が欲しい分をササッと選べばいいものを、執拗に、要らない品をはね除ける行為をくり返します。そして、いらない品も他人が買うのが癪なのでしょうね。ひとつひとつ念入りにギュッと握りしめまくるのです。寿司の握り方でいう「仏壇返し」の荒業。長年の主婦業の中で培った名人芸、素晴らしいです!

黒糖蒸しパンがあったので、ババアの脇から手を伸ばして取りました。案の定、憤慨したババアが言います。「あら、アンタなに?あたしの後でゆっくり選びなさいよ!」「うるせーよババア。何十人家族なんだ?ババア」「あら?そう」全く懲りてない。

というわけで、今日のおやつを新富町『万福まんじゅう』さんで購入。昭和35年創業。近所の万福寺さんに因んだ万福まんじゅう、酒まん、そばまん、ふくれ菓子などを製造販売しています。ほとんど1個100円。ザ饅頭屋というべき懐かしい店構え。すぐ奥の作業場。ずらりと並ぶ饅頭焼き器。餡やカステラを焼くような匂い。定番の万福まんじゅう(黒・白)と酒まんを購入。そばまんをオマケに付けてくれました。みんな素朴な味わいだよ。特に、新富町産ソバ粉使用のそばまんがおススメです。美味しいとよ!

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延岡市『たきや食堂』のアラカルト

昨日、任意売却案件の残金決済を無事終えることができました。案件の終盤で予定外のことが起き、ずいぶんメンタルをすり減らしました。ごく短期間のうちに、売主さんが重篤な病気となりベッドから離れることができなくなったからです。最悪の事態も想定してスケジュールを進めるしかありませんでした(最悪の場合、当然売買は不成立となります)。数ある任意売却会社のHPを比較検討して、わざわざ当社に声をかけて頂いたお客様です。結局は、本案件を最後までやり遂げてみせる、という信念しかありません。

司法書士に本人確認を2度してもらいました。残金決済に代理出席されるご家族から毎日病状報告のメールが入ります。ほんの気休めのまじないですが、金曜日の昼からは、部屋を暗くして物忌みをしました。パソコンにも触れず、横になって図書館で借りた雑誌を読んでいました。こういう時に、意外に良書に巡り合うものですね。婦人之友社『全国の美術館を訪ねる旅』『心の故郷を訪ねる旅』が良かった。全く知らなかった女流画家の三岸節子さんの風景画がとても良くってねえ。ズーンと心に沁みてきました。本に紹介されてた絵がないのが残念だけど、ネットで見つけた画像です。

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というわけで、今日は延岡市に行ったついでに、パワフルおばちゃんたち揃いの大衆食堂で栄養と元気をもらうことにしました。大武町工業団地にある『たきや食堂』さんに入店。時刻は11時20分で、出前のヤキメシ、野菜炒め、やきそばなどが次々できてテーブルに並べられています。テーブル2卓分ほどたまったら、おばちゃんが車に載せて、腹を空かせた工員たちが待っている会社に出前するわけ。この出前まえの皿たちから実にいい匂いがするんだよな!大盛り野菜炒めの皿なんて、あまりにおいしそうだったから、俺の好みで、ちょい和からし&柚子ポンをかけてかき混ぜそうになっちゃったぜ。ケースの中からトンカツと塩サバを取って、めし小と味噌汁を頼んだ。豪華だぜー。前のテーブルには、宮崎駿監督に似たおっさんが天ぷらを揚げさせて食べていた。食べ終わったら皿を重ねて、テーブルの端に置き、布巾でサッと拭いておく。ホールのおばちゃん配達中。厨房覗いて「おばちゃーん、ごっさーん」。美味しいとよ!

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高鍋町『ひえつき食堂』と愛の休日

ほんの少し前まで、今年の梅雨は少雨でいいなと思っていたけれど、ここ3日間降り続く雨のせいで、凄まじい湿気といっしょに部屋に籠っています。雨の日曜日も、独り者のシックな中年男は、身の回りのことを自分で処理しなければなりません。

窓の下に落ちていたカーテンタッセルの補修をしました。フックに掛ける輪っかが2箇所とも千切れています。紐がないので書類の綴り紐の代用です。どうです?手作り感あってグッドな仕上がりでしょう。役場下の生地手編みの店『かーべ』さんで買ったゴツイ針と糸で、大抵のものは自分で繕います。乱暴に扱うのでよく千切れる財布の小銭入れとか、革靴のかかとの破れなんかもね。まあ、仕上がりはブラックジャックの顔の縫い痕並みなので、目敏いヤツに「アレアレ」「これはこれは」なんて言われてます。以前は作業ズボンの裾上げも荒々しく手縫いしてたんだけど、かーべさんに教わった裾上げテープはまさにマイレボリューションでしたよ!それでも、いまだ裾上げ前にズボンを裏返しとくのを忘れて、表で折り曲げて接着させて、後で悲鳴を上げるんだけどね。

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愛の休日 因幡 晃 UPC‐0225

8/25に新富町文化会館で堀内孝雄さんたちと一緒にブラザーズ5のコンサートをする因幡晃さん。延岡のビジホ勤務時代にたまたま因幡さんのチェックインをしましたが、穏やかで丁寧な物腰で、地声も渋く、めちゃカッコよかったですよ。

というわけで、高鍋町の『ひえつき食堂』さんにお昼ごはんに行ってきました。ちょっと味が落ちたかな?と感じたことが2度続けてあって、少し足が遠のいていました。カツカレーを注文。ウーン。決して不味くはないのですよ。何か心がこもってないと言うか。このお店は卒業することにしました。

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国富町『森の茶屋』のしょうが焼きランチ

昨晩、北信越地方を襲った震度6地震。夜半の出来事であり、また津波注意報が発令され現地の人はご不安だったと思います。人的被害が無かったことは幸いでしたね。まだ確認されていない地盤崩壊・ライフライン損壊などがあるでしょうが、一日も早く復旧することを祈念いたします。

ちょうど20年前、例のノストラダムスの予言などが持ち上げられ、あらゆるTV・雑誌で、新世紀に起きるうる天災人災の予想がされていました。私は頭が悪い人間なので、まったく覚えていないけれど、ひとつ印象深い記事がありました。記事を書いたのは、自然災害を長期スパンで統計調査している学者だったと思う。彼は占星術を全く信じていないが、人間社会や自然のほうが占星術のイメージを後追いすることがあるらしい。水瓶座の世の中は絶えず水害と地震がセットになって浄化される、とかなんとか。実際2000年2001年は水害や地震がよく起きて、へえ、あの記事当たったなあ、と思った記憶がある。俺、占星術も血液型も無知なんだけど、水瓶座っていつまで続くの?


ある日・出逢い

というわけで、今日のお昼ごはんは、国富町『森の茶屋』さん。ここもよく行くお店。83歳の女将さんと娘さんで切り盛りされています。自家製の米と野菜の旨さが際立ちます。香りよい味噌汁は40年前から臼杵市カニ醤油の合わせみそを使用。食料品問屋の営業マンの強い推薦があったんだって。食料品問屋の営業マンの情報量ってすごいからねー。飲食店の表も裏も知り尽くして、ミシュランガイドなんて全く問題にならない。今日の日替わりのしょうが焼きを注文。昔懐かしい味わい。近くの工場「オリンピア」の工員さんたちに弁当を配達してきた、安定の賄いの味。美味しいとよ!

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西都市 酒まんじゅう『とてもや』の憂鬱

明治大正期の歌人・作家の長塚節は、夏目漱石の推薦で朝日新聞に連載した小説『土』の作者として知られている。37年という短いながらも波乱に満ち、そして図太い作歌と旅に費やされた(おそらく童貞のまま)人生を終えた。藤沢周平『小説長塚節 白き瓶』は非常に面白かった。晩年、なぜか、異常に宮崎県青島に憑りつかれてしまうのだが。

長塚節旅行記や旅に関する随筆が面白い(「炭焼きのむすめ」「対州厳原港にて」なんて絶品だよ!)。『旅行に就いて』は短文ながら節流の旅行段取り・旅装・旅グルメを開陳している。旅先の随所で安価な名物スイーツを賞味することを推奨する。きんつばずんだ餅などを好んだようだ。思わず、我が良き朋よ!と言いたくなる。

カチタス宮崎店長の新中さん薩摩隼人のよか男。鹿児島産イモ焼酎しか飲まないほど郷土愛が強い。私もかなりの鹿児島びいきなのだが、唯一、甘味の類に対しては不満を持っている。「旅行のとき鹿児島のあちこちで、ちょっとずつ買っては試すんだけど、どうも甘いものは頂けないよね」それを聞いた新中さん。テーブルをバーンと叩いて、「ぢゃんぼ。ぢゃんぼ。中川のぢゃんぼ、よ」ぢゃんぼ餅は鹿児島市内の歴史ある郷土菓子なのだが、このヒト、平田屋さんのような有名店もまがい物だと言うのだ(加治木まんじゅうは、新道屋だけが純正だと言い張る)。私もつい意地悪くなって訊いてみた「ところで、新中さんのせがれはどうなんだい?」「・・・もちろん。ジャンボ、ジャンボよ」なぜか不自然に目が泳いでいた。

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というわけで、創業100年の老舗饅頭屋、西都市『とてもや』に行ってきました。昔山仕事をしていたころは、直傭請負の作業班のおやつに買ったものです。冬寒い現場で頬張る酒まんは最高においしかった。数年前食べて、かなり味が変わったと思ったし、地元民も同意見であるらしかった。今日、久々に寄ってみたのだが、ちょっと無残な出来ばえで(皮の半分がガッチンだった。肝心の酒の香りが飛んでいた)、。高齢のおばちゃんにはいつまでも元気に続けてほしいのだが。安価・シンプルなものほど奥深く、地元常連に変わらぬ味を提供することの尊さ・難しさを感じるのでした。

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