四国旅行 足摺岬・高茂岬⑤
5時40分にホテルをチェックアウトして、早朝の空いている道を飛ばして走り、高茂岬に到着したのは6時40分でした。その日の宿毛市の日の出の時刻は6時20分。宿毛湾に陽が昇り、高茂岬の隣の鼻面岬を光輪が包み込みました。海に向かってなだらかに下に降りる高茂岬。心地よい風が吹くたびに、これは何の香りでしょう?枯草のような紅茶のような良い匂いが立ち込めます。足下で操業する数隻の漁船。遥か沖合の貨物船。
俺の他に誰もいないこの天国を大きく息を吸い込んで、夢みる心地で30分も歩き回っただろうか。2chでここを教えてくれた最果ての地巡りの同志よ、ありがとう。高茂岬はとてもよいところだった。さあ、宮崎に帰ろう。
石垣の外泊集落。宇和島城。ショートカットの急坂路はきつかった!
宇和島の町探索は次回にすることにして、和霊神社にも寄らず、名物のじゃこ天(秋田の殿様ニッコリ😍伊達の殿様激オコ😠)も買わず、八幡浜港を目指す。
20年ぶりに昼間見る八幡浜港は、フェリー乗り場はきれいになってるし、隣接して広場の港の駅があるわでビックリ。
今回慌ただしく回った足摺岬・高茂岬の旅だったけど、高知南西部の海も南予の海も実によかった。黒潮町・四万十市・愛南町のように心惹かれる町並みが多かったなー。
旅先の安宿でローカル番組を見ながら一杯やって、ガラス窓を開けると、夕暮れの町のざわめきが聞こえてきて旅情が増すもんだ。先日亡くなった谷村新司さんを偲んで・・