合同会社プロニティのブログ

宮崎県佐土原町の小さな不動産会社です。不動産のご紹介ほか宮崎県のニュース、 景色、美味しいものなどを発信していきたいと思います。

南郷町目井津のコクゾウさま

(前編のつづき)電話をもらってここ最近の俺の身の周りの怪奇現象を話すと、鑑定士は絶句していた。依頼どおりに物件の鍵を届けて数日後、再調査は完了したわけだが、鑑定士は1度PCを修理屋に持ち込んでデータ復旧を試みた、という。1度はデータ復元できたが、結局消えてしまった。メモリを棄損していてメーカー修理に出しても2~3週間かかると言われた、という。

それで本案件に絡んで少し前にあった妙な事件を思い出した。銀行からTELがあって、「物件所有者(以下、Aさんと呼ぶ)とプッツリ連絡が取れなくなった。もう10日ほど経つ。何とかならないだろうか?」それから、俺が1週間以上朝昼夕TELしても出ないし、Aさんからもかかっても来ない。さすがの俺も激オコよ。これで出なかったらもう知らないぜ!と晩の9時過ぎにかけたら、ひょこり当人が出た。

俺「何でTELに出ねーんだ?いったい、何考えてんのよ?」

A「スミマセンでした。銀行からも、プロニティさんからも、しょっちゅうTELが来たのはわかってました。でも着信に気づいても通話することができないんです。折り返しのTELも一切できませんでした。」

俺「何バカなこと言ってんだ。携帯、修理に出せよ、修理に」そんなこともあった。

そんなわけで、弟(いわゆる視えるタイプ)の紹介で、南郷町目井津漁港そばにあるコクゾウさまにお参りに行ってきました。地元の人の篤い信仰を集めていて、県南では浄化力バツグンらしいです。標識も出ておらず、参道も漁具倉庫の陰になっているのでわかりにくいかも。ひび割れて傾いだ石段を登り山頂を目指す。お堂がある山頂は樹木に覆われて、見晴らしはまったくよくありません。所々、上空に昇る清らかな気の流れを感じますね。各地の漁港そばには、決まってこんな古いお宮があります。小川未明の『赤いろうそくと人魚』のお宮を思い出したり、そうこうしている間に、気づくと「こまいことにクヨクヨすんな」、と、まったりした気持ちになっているのでした。